2007年03月19日

土地の評価について (後編)

土地の評価についての後編を記載します。

しばらく更新できませんでした。前回の投稿したあと風邪をひきまして体調不良にりました。
現在花粉症で困っております。これは、例年のことですが。

今回は、前回の後編になります。

競売価格
これは、不動産担保権の実行による場合に行われるもので、裁判所に担保権者(債権者)が申し立てをして裁判所が競売を行い競売物件(担保物件)の落札した代金で債権者は資金回収をするものです。

一般的には、個人のかたが自宅の購入する場合金融機関からの資金借り入れをするのがほとんどだとおもいますが、その時不動産登記簿に担保権の設定がなされています。その順位が重要になり順位の若い番号ほど債権の回収が優先されることになっています。

評価時点は、競売明細書時点の価格になります。価格は、実勢価格の7割程度に減額修正されたものになります。

公売価格
これは、租税当局(国税庁・都道府県)が租税等の滞納者に強制的に換価するもので、競売より一般的に割高に設定されています。

最近テレビなどの報道で、租税滞納者から租税当局が差押物件のインターネットによる入札の話題がされるようになりました。この時の価格です。

評価時点は、公売売却許可決定時点になります。

次に実勢価格について
この価格には売り希望価格と買い希望価格とがあります。

よく不動産屋さんに自宅の売却のお話しをされる方は、売値と買値の違いが気になると思います。

売り希望価格は信用業者の相場価格等を参考にした妥当な価格等
買い希望価格は相場価格を参考に概ね妥当な指値等

不動産業者意見価格
的確な売買事例等を基に不動産業者が算定した価格

売買事例価格
不動産の売買成立した価格を参考にした価格
但し売買価格が古い場合には、修正等が必要になります。

このような不動産の評価に使われている価格の種類があります。
皆さんもこのような評価について参考程度に覚えておかれると何かの時に役立つと思います。

ここに掲載した不動産の評価の詳しい内容については、掲載していませんが、内容等については、メールにて当方までご連絡いただいてもかまいませんし、市販されれている書籍、あるいは最寄の官公庁に問合せ(官公庁に問合せの場合には、事前に内容等につて、ポイントを絞って手短に聞いてください)さても良いと思います。


金子行政書士事務所のホームページもご覧ください^0^/
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Posted by ねこ at 18:28│Comments(0)仕事のお話
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